2011年7月・・・

第1回髑髏杯(スカルカップ)が開催されました。
総勢124名もの作家が集まり
それぞれが最高だと思う「スカルリング」を製作。


展示会場とウェブ投票形式で

「髑髏王」を決めようぜ!!

と、言った内容のお祭りでございます。
このような面白い企画は今までありませんでしたので
アウルズも勿論参加。

コンセプトは以下の通りです。


髑髏王を決めると聞き、一人の戦士が手を挙げた。
兜に髑髏の飾り紋を備えしその戦士に皆は問いかける
「お前の自慢の髑髏はその兜飾りか?」
戦士はニヤリと笑いこう言い放った
「確かにこの逆さ髑髏は俺の自慢だ。だが、本当は・・・」




そして2位という誠にありがたい結果となりました。

コンテストという事もあり、一般製品とは掛け離れた手間を掛け
製作したコチラのスカルカップモデル・・・

次のスカルカップ開催までの期間限定商品として販売致します。

それでは詳細をご覧あれ!!


スカルカップモデル「Skull of The Skull Warrior」は上記の4パーツで構成されています。
それぞれのパーツにこだわりを詰め込んでますので、パーツ別に説明させて頂きます。


中に収まる髑髏リングです。
仕上げは「白仕上げ」を施す事で、よりリアルに頭蓋骨を表現しました。
本来コチラのアイテムはアウルズ一般商品のDR-06ブラッシュアップモデルとして改作を進めていたのですが、タイミング的にスカルカップのベースとして使用したという裏話もあります。

そんな逸話を持つコチラの髑髏は勿論スカルカップ用にと更に改作。
腕の部分を一段高くする事で戦士リングと腕の高さを合わせてあります。

また「目玉」の瞳部分には七宝を施し「瞳の輝き」を演出。
本体と組み合わせる事で活き活きとした表情が出せたと思っています。

ただ、やはりコチラの「白仕上げ」もDR-06同様「この状態を保つ事は不可能」となっております。
当て傷がそのままシルバーの色になりますし、時間経過と共に変色も進んでしまうでしょう。

どうぞご理解のある方のみ、この作品を手にして頂ければと考えております。

もう一つ、お買い上げ時の注意点として、コチラの「目玉」は取り外し可能か否かのご指定を願います。
取り外し可能な場合は自己責任の元、管理して頂きたく思います。
万が一紛失した際には送料別の540円で販売しますので、そちらも合わせてご了承ください。


次は「ウォーリアーフェイス」の説明となります。
コチラでまず特筆すべくはその「仕上げの多様さ」だと思います。

逆さ髑髏は鏡面仕上げと通常のイブシ仕上げ、顔の部分はサンドブラスト仕上げ、ヒゲは金剛砂仕上げ、兜の凹部分は艶消しイブシ仕上げ、となっております。

中に収まる髑髏リングには白仕上げを使用してますので、実に6種類ものシルバーの持つ色味を引き出す事に成功。


ご購入後、これら全ての状態を維持する事は困難なのですが「スカルカップ」というコンテストモデルとして全力で製作した結果がこの仕様でした。

髑髏リング同様にご理解のある方のみお手にして頂ければと思います。


基本サイズ   #16番
適応サイズ   #16番〜23番
  重量     約38g
   H      約26.5mm
   W      約35mm

      

2014年8月末日販売終了
そして上記2つのリングが重なり合って完成するのがコチラのリングです。
下に目玉の入った髑髏リングがありますので、ウォリアーフェイスと重なり合った時には「目」と「歯」だけが見える状態となります。
まさにこの瞬間こそが「Skull of The Skull Warrior」完成の瞬間と言えるでしょう。

ピタリと合わさる二つの異なるリング・・

ニヤリと笑った口からは白い歯が露出・・・

僅かに目元の下がった目からは野望に燃えるギラギラした瞳が・・・・


パッと見は一つのリングですが、目と口に感じる僅かな違和感が人を惹きつけ、そしてコレを手に取った時に、下の髑髏の存在に気付く・・・・

まさにアウルズが目指す「2度見される様なモノ作り」というメインコンセプトを形にしたようなアイテムとなりました。

スカルカップ開催時より値段が上がっていますが、ファーストプロトとして製作した展示用モデルよりも、ワンランク精度を上げる為に相当な時間を掛けましたので、ご理解頂きたいと思います。


スカルカップ記念モデル「Skull of The Skull Warrior」です。
2011年夏、考えるうる全ての技を駆使して製作しました。
自分がシルバーアクセサリーに携わり数年が経過しますが
間違いなく今まで見た事の無い新しい「スカル」の魅せ方だと思っております。

今回は「初代髑髏王を狙う戦士」というコンセプトで製作したので
「戦士」のモチーフになっていますが、今後デザインの可能性は無限大。

製作中から現在、また今後に関しても非常に意味のある造形だと感じています。

この造形が認められ、第1回スカルカップ2位という高順位が頂けたのも
製作者としては嬉しい限りです。

今後もこの様な「2度見」される「何か」を作品に練り込めみながら
製作を続けて行きたいものです。

投票をして下さった71名の皆様。
誠にありがとうございました!!

この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。