龍バックル

今回製作したのは刀の鍔を模った「龍の透かし彫り」バックルです。
重量約84グラム
54mm×54mm×20mmの大物でござる(笑

最終仕上げも鏡面ではなく、ヘアライン仕上げにする事により古くも美しいマットな仕上がりにしました。
顔はこんな感じです。
厚さ5mmの中に、最大限の立体感を持たせました。
鱗も幾つか作ってる蛇とは形を変えて、少し丸みを持たせています。
勿論、重なり合うような彫り込みは健在であります(笑
龍独特な流れる雲のような柄も、体に覆い被さるようにして彫りこみました。
斜から見るとこのようになっています。
彫りこまれた顔、複雑に上下している様々な体のラインがお分かり頂けると思います。
周りの淵も、単純に平面では終わらせずに、峰を立たせてあります♪
裏はこうなっています。
表から見ると一見気付きませんが、龍の体で「S」を表しました。
そして「学園」と「今人」の文字を打ち込んであります。
なぜなら今回の依頼者でもある友人は、長野県は上田市にある「侍学園・スクオーラ今人」の代表だからです。
龍の体で侍とスクオーラの「S」を表し、学園と今人は文字を彫る事で「侍学園・スクオーラ今人」を表現しました。
これぞオリジナルの真骨頂であります(笑
裏も表同様、複雑に起伏してます。
ベルトフックは龍の爪にしました。
勿論、そこまで鋭くしていませんので、装着感に問題はありません。
ベルトループも丸の淵から流れるようなラインで繋げてあります。


今回のオーダーは友人という事もあり、デザインから全てお任せだっただけに、最高に楽しめました(笑
龍を彫ったのは、正真正銘これが人生で初めてでしたので、楽しめた中にも確実に身になる事も多く、非常に勉強になりましたしね♪
誠にありがとうございます!!

さてそんな龍ですが、何故今回このモチーフになったのかには訳がありまして・・・
まずはこの話を頂いた時に彼を前にして浮かんだイメージが「龍」だったんです。
「想像上の動物」でもある龍と「想像を具現化する男」という意味でもベストでしょう(笑

次になぜ「鍔」にしたのかはもうおわかりですよね?
彼の作った学校の名前が「侍学園・スクオーラ今人」だからです。

そんな彼の学園は長野の上田市にあります。
ここで思ったわけですよ
上田の侍といえば「真田幸村」・・・・・

そこで調べてみました。
「真田幸村 鍔」で検索・・・・

すると在るじゃないですか!
たくさんの模擬刀が!!
驚くべき事にその殆どが「龍の透かし彫り」の鍔だったんですね。
勿論、違うデザインのものも在りましたが、もはやそれらはなんら気にはなりませんでした(笑

そんな流れで今回のモチーフは「龍」になったというわけです♪

いや〜
オリジナルって面白いでござるね(笑
本当に有意義な時間をありがとうございました!!

因みにこちらのバックルですが、裏の文字が入っていないやつを一般製品にします。
最初からこの流れで考えていた為に、あえて表から見て「S」にしなかったわけです。
ただ、今回の場合は原型をそのまま仕上げて依頼者に渡しますので、残っているのはゴム型だけです。
その為に、ゴム型が駄目になった時点で販売終了という期間限定商品になりますのでご注意くださいね♪